工藤監督 3度目正力賞の怪

今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「第42回正力松太郎賞」の選考委員会が20日、都内で行われ、2年連続日本一に導いたソフトバンク工藤公康監督(55)が3年ぶりに選出されました。

王貞治座長は選出理由について「ケガ人が多い中、先発投手をリリーフに回したりとやりくりしながらシーズン2位。(CSで)西武に勝って日本シリーズに出て4勝1敗1分け。過去のシリーズの中でも内容のある語り継がれるような戦いだった」と説明した。

だが本当にそうか?
怪我人なんかどこの球団だってそれなりに出てるし、結局のところリーグ優勝はできていないではないか!

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選考委員の王貞治氏、杉下茂氏、中西太氏、山本浩二氏、門田隆将氏による選考では、広島の緒方孝市監督(49)との“一騎打ち”となった。緒方監督の手腕を評価する声も多かったが、最後は山本氏が「やはり日本一にならないと」と指摘。最終的に日本シリーズで随所に光る采配を見せた工藤監督が選ばれた。

選考委員会では3度目のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成したヤクルト・山田哲人内野手(26)の名前も挙がったという。王氏は「3度目のトリプルスリーは立派で評価に値する。(山田について)かなり話は出たが、最終的には届かなかった」と説明した。

要するに、リーグ優勝はどうでも良くて、とんでもない記録を作った山田よりも、とりあえず日本一になれば評価されるという訳なのか?

そんなことならば、例えばこういうのはどうだろう。

巨人は2位のヤクルトを連勝で破って3位からCSを勝ち上がったが、カープにスウィープで敗れた。
だが、もし、借金を抱えて、成績不振を理由に解任が決まっていた高橋由伸が日本一になっていたら、この賞に選ばれた可能性があったということではないのか?
優勝監督にならないと正力松太郎賞にはふさわしくない。
裏を返せば、成績不振で解任が決まった監督でも、日本一になれば手の平を返したように名監督呼ばわりで賞を与えるということではないのか?

結局は怪我人が主力にでたとは言え、前評判ではほとんどの評論家がダントツでリーグ優勝確実と言っていたSBを率いていた工藤はリーグ優勝を逃した。
これのほうがよっぽど重い事実。
怪我人が出ても、カネでFA選手を補強できなくても、3年連続で長いペナントを勝ち抜いた緒方監督の方がよっぽど名監督と呼べる、この賞にふさわしいと私は思うのだが。

 

 

 

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